ThinkPadファン
2014年の秋のこと。
PCにはもともとこだわりがなくて、2010年頃に買ったONKYO製のノートPC(モデル忘れた)を使っていたんだけど、いかんせん重くてデカい。
持ち運べるPCがもう一台欲しい!と思い日本橋へ。
適当な国産メーカーの新品を買うつもりだったけど、ノートPCって高い。いや、正確には値段とスペック(重さとかキーボードの配置とか広い意味で)が見合ってない。
ようは、欲しいと思えるものが無かったのだ。
なんとなく中古コーナーを見たらThinkPad X201の美品がいくつかあった。
ThinkPadは使ったことがなかったけど、赤いあいつ(トラックポイント)が凄い良いと言うことだけは聞いていたし、値段も3万円前後(当時)と十分な安さ。スペックもそこまでこだわりがないので問題ない。いくつかある中で、OSが無いからという理由で、他と比べて一番安い28,000円のやつを購入。
実はPCを買うもうひとつの理由に、脱Windowsがしたかったので、OSナシはもってこいでした。(というか、Windowsいらねーから、安くしてくれって店員に言いまくってた。)
というのも、ここ数年、仕事でUbuntuとかLinuxディストリを使う事が多くて、それらが便利なのは知っていたし、プログラマーはやっぱUNIX系じゃね?という、今で言う「意識高い系発想」がありました。
※MacBookProを買うことも考えたけど、そうなったら身の回りをAppleで固めたくなる。でもそれはなんとなく時代に流されすぎている気がして嫌だった。
そんな訳で購入したX201ですが、もう、サイコーですわ。
持ち運びしやすい大きさに、打ちやすいキーボード、キー横の細いベゼルとか、使いやすさ重視の無骨なデザイン。
スペックも4Gのメモリで十分だし、CPUだってcorei5あれば大体大丈夫。
そして、赤いアレの存在。マウス不要ってこんなに楽なのか。と。
うん、ほんと買ってよかった。
ThinkPadファン誕生の瞬間でした。
でも、今のモデルはどれも微妙っすよね。。。
今レノボ公式でやってるらしい、「Retro ThinkPad」でX201とかその頃位のデザインで復活してくれないかなぁ。